昨日は、ゲルギエフ指揮の『展覧会の絵』を聴きに行きました。
大体、年に数回のペースでクラシックコンサートに行きます。
決してクラシックマニアでなないのですが、
たまに聴くクラシックはとても穏やかな気持ちになれますね〜。


とは言え、実は私が中学生のころは、完全にロック少年でした。
特に、プログレッシブロックにハマっており、
小遣いをためては、レコードを買って、
「ピンクフロイド」「イエス」「EL&P」などを
聴きまくっていたのでした。


当時は、一人前に音楽評論家のような顔をして、
いろいろアルバム評論などを語っていた記憶もあります。
今思うと、恥ずかしいところですが、、、


その中でも、EL&Pが「展覧会の絵」をロック調にカバーしており、
ひたすらこの「展覧会の絵、ロックバージョン」を聴いていたのでした。

展覧会の絵



それだけに、この組曲には他のクラシックとは異なる想いがあります。
中学校時代の気持ちにワープする部分と、
改めて大人になってクラシックを聴いている自分を感じます。


ちょうど、先日中学時代のクラス会があり、
中学生の子供たちは、皆「いい大人」になっていました。
それぞれの道を歩み、全く異なる経験をしてきた大人は、
その日だけは、酒を飲み、酔っ払いながら、
中学生の気持ちで大いに語り合うことができたのでしたw。


ヒトには、時間が過ぎて変わる部分と変わらない部分がある。
そんなことを感じる今日後この頃です。



家弓正彦