皆さんは、意思決定の連続のなかで、生活されています。

 朝、何時に起きるか?
 ランチに何を食べるか?
 今日の仕事は何に取り組むか?

小さなことから重要な意思決定まで、様々なことを決めながら、
毎日を過ごしていることになっているはずです。

このあたりは、以前のエントリーでも書きました。

【ご参照】「直感」で「意思決定」することについて
 ⇒ http://kayumi.jp/archives/897718.html

でも、そんな意思決定に後悔したことありませんか?
「あの時は、ちょっと場当たり的に決めちゃったな〜」
「もう少し考えて決めておけば良かったな〜」
とか、、、

では、上手な意思決定の仕方ってあるんでしょうか?
実は「意思決定理論」として古くから研究されてきました。
その開祖は、1945年のロバートサイモンに始まると言われています。

今回は、理論体系を私なりに実践性を加味してまとめてみます。


■ 意思決定とは何か?

そもそも英語では「Decision Making」と表記され、
「Decision」=「決定を」、「Making」=「下すこと」
直訳することができそうです。

しかし、それに加えて、2つのエッセンスが必要です。

・目的
まず、「何のための決定か?」を考えなければなりませんね。
これは、ずばり特定の目的を達成することです。
つまり、目的を明確化することが意思決定の要諦と言えそうです。

・選択肢
そして、決定を下すと言っても、選択肢を挙げ、
その中から最適なものを選択するというプロセスが求められます。


■ 意思決定の基本プロセス

そんな要素を勘案すると、意思決定の基本プロセスは、
下図で示す通りとなるわけです。

基本プロセス

(1)イシュー特定
そもそも今、何を目的として、何を意思決定したいのか?

(2)目的の構造化
上位目的、下位目的の構造を明らかにする!

(3)選択肢の草案
目的を達成するための手段を複数案考える!

(4)最良案の選択
選択肢を比較評価し、その中から最良のものを選ぶ!


この4つの基本プロセスを、解説していきたいと思います。
お楽しみに、、、



株式会社シナプス 代表取締役 家弓正彦
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