2009年10月14日
【パワポ】アニメーション機能の3つの効果と使い方
最近、プレゼンテーションにパワーポイントを使うことが一般的になりましたね。
チャートやグラフなどを駆使してビジュアルを活用することで、
聞き手の理解を促すのには有効です。
そして、パワーポイントのアニメーション機能を使う方も増えているようです。
パワーポイントのアニーメーション機能とは、
文字やチャートが飛び出てきたり、動きを持たせる機能です。
確かに、アニメ機能を使うと、スクリーンにダイナミックさが生まれて、
プレゼンが一層引き立つものになる効果が得られそうです。
しかし、意味もなくアニメを使うのは愚の骨頂。
その本質的な効果を理解して、上手に使いこなすことが必要です。
その「アニメーション機能の3つの効果」とは、、、
1.視線を集中させる
アニメの最も多く使われるパターンは、
文字やチャートを話す順番に表示をさせていく方法。
私がよく実施している「プレゼン講座」をイメージして、
アニメの使い方を紹介してみましょう。
----(プレゼン講座シーン)----
<スクリーン上は何も表示されていない状態>
「プレゼンには3つの留意点があります。」
「一つ目は目線ですね」
一つ目の「1.目線」という文字列を表示
聞き手は、そこしか見るところが無いため集中!
「そして二つ目は、、、」 (二つ目の表示を追加)
「最後に、、、」 (三つ目を表示させて3点全部が表示される)
---------------------------
これは、聞き手の視線を集中させる効果があります。
いや、そこに集中せざるを得ないと言った方が的確かもしれませんね。
話をする順に表示させることで、聞き手にそれら一つひとつに
しっかり集中して聴いてもらうことができます。
一般に、聞き手は、好奇心に満ちているので、
話しているポイントより、どんどん先を見に行ってしまうものです。
また、プレゼン資料に情報が盛り沢山になっていると、
聞き手はスクリーンのどこに注目すれば良いか戸惑うことがあります。
そこで、アニメ機能を使うことで、
「今、どこの話をしているか?」「どこに注目してほしいか?」
を明確に示すことが可能となるわけです。
2.意外性を演出する
上手なプレゼンのストーリーには、「意外性」があります。
しかし、通常表示だと、スライドを表示させた瞬間、
そのシートの全体が目に飛び込んでしまうため、
意外性効果は薄らいでしまうんですよね。
そこで、アニメ機能を用いると、
まさに意外性を演出しやすくなると思うのです。
----(プレゼン講座シーン)----
<スクリーンは、プレゼンで陥りやすい過ちが列挙されている>
「ここに述べているように、プレゼンは難しいものです」
「しかし、上手なプレゼンをする際の唯一無比の成功法則があるんです」
聞き手は、「ん?何だ?」と興味をそそられる
「それは、、、」
ここで、ちょっとタメる! ← これも演出!
40ポイント以上の大きな文字で、、、
「緊張するな!」
派手な動きでスライドインさせる
逆にゆっくりとした動きを使うのも面白い
(聞き手は意外性に「ガクッ」とくる、、、なんてね)
---------------------------
3.問いかけ、考えさせる
先を見せないことによって、聞き手に問いかけ、
一旦、考えてもらうことができます。
私が「ビジネススキル系」のセミナーを実施する時には、
この手法を良く使います。
----(プレゼン講座シーン)----
「プレゼンの時は、見た目も大切ですよね」
<「見た目は何割ぐらいの影響力を持っているか?」の表示>
「さて、プレゼン時に見た目の第一印象が聞き手に対して、
どれくらいの影響力を持っていると思いますか?」
「2〜3割ぐらいだと思う人は?」(挙手させる)
「じゃ、5〜6割ぐらいだと思う人?」
「実は、、、」
円グラフを表示させて、
見た目の影響が55%占めていることを示す。
「メラビアンの法則では見た目が55%の影響力を持っていると言われます」
---------------------------
「問いかける」 → 「考えさせる」 → 「回答を示す」
という流れは、聞き手の問題意識を喚起できると共に、
プレゼンの流れにメリハリとダイナミズムが生まれます。
<まとめ>
結局、アニメーションは「隠す技術」なんです。
先の情報を隠すことによって
1.集中効果
2.意外性効果
3.問いかけ効果
という3つの効果が生まれるわけです。
これらの効果を上手に使うと、とても有効なプレゼンテーションが
できるようになると思いますよ。
しかし、「むやみにアニメは使わない方が良い」と言う意見も多いようです。
確かに、アニメを多用しすぎると、煩わしさを感じることもありますよね。
集中させるはずが、あまりに動きが多くて目線が踊ってしまう。
画面がいつも動いていて、どこに集中していいかわからなくなる。
スライド全体の印象がなんとなく落ち着かない。
それを防ぐために、私は派手な動きのアニメは使わず、
比較的おとなしい、静かな動きのものを利用するように心がけています。
何事も、過ぎたるはなお及ばざるが如し、、、ですね。
【参照記事】
シリーズ 「プレゼンを科学する 〜ジョブスに挑戦」
ロジカルプレゼンテーション講座
株式会社シナプス 代表取締役 家弓正彦
Twitter : http://twitter.com/Kayumi
Nice! in Facebook ! ⇒
< 家弓正彦 > at 14:39 | Comments(3) | TrackBack(0)
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この記事へのコメント
私はプレセンのときに必ず、
最初に笑いをとって、
周囲に聞く体制をもってもらうように
しています。
「笑い」が一番です!
でも、笑いをとるのって難しいですよね。
スベると最悪だし、、、汗
何か、笑いをとる秘訣、コツってありますかね?
Kay
だいたいオープニングは
自虐ネタぎりぎりで
アイスブレイクしてるじゃないですか。。


