ビジネスの様々な局面で「質問」という行為は行われます。
と同時に、多くの方が「質問って難しい」とか、
「上手な質問の仕方を知りたい」と思われているのではないでしょうか?

そんな声に応えて、次回の「家弓正彦の仕事塾」では
「質問するチカラ」について考えてみることとしました。

本レポートは、現時点での「質問力概論」をまとめ、
次回「家弓正彦の仕事塾」のご参加予定者の皆さんへの
ビフォアサービスとしたいと思います。


まず、質問するチカラを考える前に、
そもそも「質問することの意味」を考えてみましょう。

一般に、質問の目的は
「知りたいこと(未知の情報)を明らかにすること」
ですよね。

しかし、そこには様々なネックがあると思うのです。


<質問者の問題>

(1)目的や論点が曖昧

そもそも質問者自身に問題があることが多いようです。
何のための質問か?また、何を明らかにしたいのか?
など、そもそもの質問の目的や論点が曖昧なことがあります。

「わからないことはヒトに聞け!」
というシンプルなソリューションは、とても正しいと思うのですが、
 ・何のために質問をしているのか?(目的)
 ・その目的のためには、どのような情報が必要か?(論点)

など、質問者としてあらかじめ考えておくべきことはたくさんあります。

「わからないから聞いてみよう」というフットワークは素晴らしいと思うのですが、
良い質問をするためには、それなりに準備が必要だと思うのです。


(2)質問の主旨が伝わらない


回答者にとって「何を聞きたがっているのかよくわからない」ということも
しばしば起こっているようです。
「〜〜について、どうですか?」という抽象的な質問では、
回答者として何をどのように答えれば良いか困りますよね?

抽象的な質問は、回答者泣かせです。(^^;
何を聞かれているかが明確な疑問文で問いかけたいものです。


また、単に言い回しが悪いだけではなく、
やはり(1)で述べた「質問の論点の設計」ができていない結果として
抽象的な質問になってしまうことも多いようです。


<回答者の問題>

(3)情報を持っていない、あるいは整理できていない

回答者が情報を持っていない場合は、
「そもそも聞く相手を間違えた」ってことにもなるかもしれません。

しかし、回答するだけの整理ができていないだけかもしれません。
その場合は、意外と質問の投げ掛け方によって、
回答者の頭の中を整理してあげることができるように思うのです。

ヒアリング後に、
「おかげで、頭の中が整理できたよ!」
と喜ばれたら、それは最高のインタビューと言えそうです。


(4)答えたくない

質問者と回答者の人間関係ができていない、
あるいは、そもそも秘匿性の高い情報で、回答できない、、、

仮に1時間のインタビューなら、まずはアイスブレイクから入って、
人間関係を構築するための1時間のシナリオを考える必要がありますね。
重要な情報は、最後の10分が勝負です。(^^)

また、秘匿性の高い情報は、ド真中ストレートな質問はできません。
周辺情報から探りを入れることになりそうです。
その周辺情報から知りたいことを洞察できるかもしれませんね。
このような聞きにくい情報は、どのように質問論点を設計するかが
カギとなりそうです。


上記の表に、質問には様々なハードルがありますね〜

そこで、皆さんに質問です。(^^)
 ・皆さんは、質問する局面でどのようなハードルに直面しますか?
 ・そして、そのハードルをどのように解決していますか?
様々な視点からコメントいただけると幸いです。


次回の家弓正彦の仕事塾では、
そんな質問をする局面での様々なハードルを取り除くためのコツを考えていきます。


株式会社シナプス 代表取締役 家弓正彦
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