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新しいマーケティングのトレーニングカリキュラムを開発しました
題して「仮説先行型マーケティング講座」。
一般に、マーケティング理論では、
環境分析 => 戦略構築 => 施策立案
と言う流れを基本としています。
しかし、実務では「仮説構築」から入っているのが
現実だと思うのです。
このあたりは、ココでも述べましたが、、、
【ご参考】仮説構築の技術(1) 〜なぜ仮説思考が必要か?〜
これまでの経験、知見から、仮説を考え、
それを事実情報で検証して、実行に移す。
その現実の実務を習得する学習プログラムが、
「仮説先行型マーケティング講座」です。
そこで、仮説構築の切り口を考えてみました。
大きく分類すると3つ。
(1)顧客課題視点
ビジネスの現場に携わっていれば、
何らかの形で顧客の情報に触れているはずです。
その顧客の直面している現実、
そして、現状抱えている課題、「不」。
ここから、戦略仮説が生まれるはずです。
(2)自社リソース視点
自社のリソースを活かすのは、戦略の定石です。
まずは、リソースの棚卸から始めましょう。
そのリソースを活用すると「何ができるのか?」を
考えることが必要でしょう。
(3)マクロ動向視点
世の中全体のマクロ動向から発想する事も有効です。
新たな技術、社会的インフラ、文化・習慣などから、
新たな戦略仮説が生まれる可能性があります。
こういった視点から、まず仮説を立てる。
その後、仮説検証のためのリサーチ。
それをもとに、仮説のブラッシュアップ。
これが実務としてのマーケティングアプローチだと思うのです。
私たち「シナプス」の役割は、
そんな現場のビジネスパーソンのスキルアップを
目指していきたいと思います。
株式会社シナプス 代表取締役 家弓正彦
「仮説思考を深く理解したい方はこちら」
コメント
コメント一覧
今までの方法論を淡々と実行しているケースが多く見受けられるので(自分も)改めて打ち手を考えています。
まずは二つの顧客(先生はわかりますよね・笑)に自分自身が「なぜこんな厳しい時代に自社のサービスを使っているのか?」という本音を聞いてみたいと思っています。
おおよそ検討は付いているのですが、改めて直接聞こうと思っています。
競争環境における優位性を発揮する方法論としては自分なりの仮説とマーケットの声を踏まえて仮設立てしていきたいと思います。
最後に自社リソースの活用。
ここは私が好きな分野なので、経済動向における顧客視点と競争優位性を見極めながら、この時代に即した仕掛けを施していきたいと思います。
スクラップ&スクラップにならないよう(爆)注意しないといけないですね。
(組織をむやみに変えたり、人を異動させることで無意味に“なんか良くなるような気がする・・・”にならないよう注意していきたいと思います。
引き続きのコメント、どうもです。
おっしゃるとおり、大きな変化を遂げている現在、
「知っている」と思っていた顧客も変化している可能性は大きいですよね。
そのあたりの感度が競争力を決するのではないでしょうか?
是非、ヒアリングしてみてください。
必ず「新しい発見」があると思いますよ。
Kay