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キースジャレットが好きだ。
大学生のころ、初めて「ケルンコンサート」を耳にしてから、
彼の音楽はずっと聞き続けてきた。

CDも買いまくった。
コンサートにも通った。

そして、今オフィスでもキースジャレットが流れているのです。



キースジャレットの醍醐味はインプロビゼーション(即興演奏)にある。
あの美しく、エキサイティングな旋律が、即興で繰り広げられるということ自体に、
リスナーとしては、大きな衝撃と驚きがある。
それだけに、彼の繰り出す音楽がとても貴重なものに感じられてしまう。


以前、コンサートに行った時、
この旋律はもう二度と耳にすることができないのかもしれない、、、
と思っただけで、身体が引き込まれるような感覚に陥ったのを覚えている。


この「もう二度と入手できないかもしれない」という限定性は、
消費者のマインドを激しく揺さぶるエネルギーを持っている。

「限定マーケティング」などという言葉も耳にしたことがあるが、
「数量限定」や「期間限定」などというキャッチコピーに
顧客はつい反応してしまう、、、


おかげで、私はいつもキースジャレットのコンサートには
通わなければならないのです。(笑)


(注)
先日、ブログに関する記事で、
「です、ます調」よりも「だ、である調」の文体のほうが好まれる
という事実(?)を目にしました。

また、知人から
「家弓のブログは完全なビジネスブログだから、
今度はもうちょっとプライベートも覗かせてみれば?」
というアドバイスを貰いました。

で、テーマもちょっとだけプライベートに、、、
そして、トーンもちょいと変えてみました。

決して、ゴーストライターを使ったわけではないので、
誤解のありませんよう、、、(笑)


株式会社シナプス 代表取締役 家弓正彦