最近よく目にする「iida.jp」のCM。
見たことありますよね?
iida.jpのCMを見ていると、
どうやら携帯電話のCMであることはわかるのですが、
どこのどんな形態なのか?説明らしきものは全くありません。
注意深く見ていると、auの表記が一瞬目に留まる程度です。
ディーザー広告ともいえる「何これ?」と言う感じのCMですね。
以前、任天堂WiiのCMでも、そんな手法が使われていましたね。
Webサイトを見ると、どうやら「機能ではなく、感性」が売りとのこと。
例のデザインプロジェクトで有名なauの製品ですね。
それぞれ、
i=Innovation
i=Imagenation
d=design
a=art
の略だそうで、、、
顧客の合理的な部分ではなく、心の奥底にある心理(顧客インサイト)に対して
訴求するポストモダンマーケティングの考え方に則っていると言えそうです。
このような感性に訴える手法は、
低成長時代には注目されます。
顧客は、もう合理的な多機能高品質には辟易としている。
そんなことより、感性や情緒を求めるようになる。。。
それが低成長時代の特徴なのかもしれません。
デザインプロジェクトは、売上としては知れていたと思うのですが、
「面白いことをやるau」というづランディングには成功したといえるでしょう。
今後のiidaはどうなんでしょうか?
私の印象では、デザインプロジェクトと比べると、
見た目のデザインでは、それほどインパクトがあるわけではないと思うのですが、
これからのコミュニケーション戦略の演出がカギとなりそうです。
皆さんの評価はいかが?
株式会社シナプス 代表取締役 家弓正彦
コメント