2〜3ヵ月に一回ペースで開催している「家弓正彦の仕事塾」にて、
次回は「ビジュアルシンキング」というテーマを取り上げることにしました。

皆さんは、「ビジュアル化」して、アイディア発想をしたり、
モノゴトを整理したりすることが多いのではないかと思います。
それも、「複数メンバーで考える」のと、「ひとりで考える」のでも、
ビジュアルの使い方は変わるかもしれません。

複数メンバーでは「ホワイトボード」を有効活用することが多いでしょうし、
一人で考える時は、「ペンと紙」、あるいは「PCの活用」かもしれません。

そもそもビジュアル化の効果としては、
保存性が挙げられると思います。
ゆえに、全員で共有したい情報はビジュアル化すると効果的ですよね。

そして、一覧性についてもすぐれていると思うのです。
全体像を理解することで、さまざまな思考が働きそうです。

これまで私が考えた視点を簡単にまとめてみました。

ビジュアルを使うシーンとして、
 ・アイディア発想
 ・解釈や意味付け
 ・全体俯瞰
 ・評価、プライオリティ付け
といった場面を考えてみました。

■ アイディア発想

アイディアを自由に拡げる作業、多いですよね。
これは、ミーティングの中では「ブレーンストーミング」に相当します。
ブレーンストーミングを行う際に、様々な視点からアイディア発想するために、
視覚を活用することがとても有効だと思うのです。

マインドマップなどは、視覚化を有効活用した手法ですよね?
キーワードからキーワードを発想し、アイディアを拡げる手法だと思うのです。
このあたりは、あまり詳しくないので、どなたか助言をいただけると幸いです。

■ 解釈や意味付け

様々なアイディアや情報は、そのままでは結論には至りません。
必ず「解釈」や「意味付け」を行うと思うのです。
アイディアをまとめる手法として「KJ法」などもありますが、
KJ法では、まず類似情報を「グルーピング」しますよね。
これも、一種の意味付けだと思います。

その他、私は因果構造マップなどもよく描きます。
モノゴトの原因と結果の関係などを明らかにするのに有効です。

■ 全体俯瞰

考える論点について、私は全体像を描くことが重要だと思っています。
そんなときに、まずはオーバービューチャートを書いてみて、
全体感を把握することが有効だと思うんですよね。
たとえば、バリューチェーンなどのフレームワークも、
ビジネスのしくみ全体を俯瞰するためのツールだと思います。
結構、ヌケモレなどが発見できます。

時間軸、プロセス軸など、様々な軸を用いて、
モノゴトの全体像を描くことは視野を拡げるために不可欠ですね。

■ 評価、プライオリティ付け

最終的には、問題点や課題、目標や打ち手などについて、
まずオプションを持ち、それらを比較評価することが必要だと思っています。
その際、比較表やPros/Cons分析のチャート、ポジショニングマップなどを描いて、
プライオリティなどを考えます。
このときも、ビジュアル化の効果を実感します。


皆さんは、ビジュアル化して考えていますか?
どのようなシーンで、どのような目的で活用されますか?
その際、どのような使い方をされていますか?


そんな「ビジュアルで考える技術」について、議論してみませんか?


株式会社シナプス 代表取締役 家弓正彦