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100年に一度の大不況とはよく言ったもので、
各社の業績見通しは軒並みマイナス成長ですね。
暗いニュースばかりで、ちょっと辟易としてしまいます。
そんななかで、元気な企業を分析してみると、、、
■ネット広告関連
・カカクコム(+42%)
・mixi(+32%)
広告費の削減が進んでいる中ですが、
さすがネット広告は元気なようです。
※ mixiはSNS事業の業績
■安近短レジャー
・オリエンタルランド(+13%)
・任天堂(+9%)
・コナミ(+3%)
オリエンタルランドは、3度目の上方修正で、過去最高を記録。
任天堂も、過去最高を記録。
コナミは、為替レートの変更もあって、
3%増と微増だが、ゲームソフトは好調らしい。
■低価格コモディティ
・日本マクドナルド(+5%)
・ファーストリテイリング(+18%)
※マクドナルドは全店売上、FRは国内既存店の業績
この2社とも、低価格コモディティの代名詞だが、、、
上記の低価格コモディティに着目してみると、
当然、この消費マインドが冷え込んでいるなか、
低価格指向が強まっているのはもちろんのことなのですが、、、
しかし、よーく情報を見ると、
ファーストフード業界では、
マクドナルドに次ぐモス、ケンタ、すかいらーく、ロイヤル
いずれもマイナス成長なんですよね。
同様に、衣料専門店でも、
ポイント、西松屋、ライトオン、しまむら、ジーンズメイト
これらも、すべてマイナス成長、、、
完全に「独り勝ち」状態となっているわけです。
マクドナルドは、ご存じ「クォーターパウンダー」の投入
「ハッピーセット」も販売数新記録を達成したと、、、
ユニクロは「ヒートテック」のヒットは印象的ですよね。
実は、私も買いに走ったのですが、とっくに売り切れでした。(^^;
その他、ニットセーターやフリース地パーカーも好調だとか、、、
結局、積極的な新製品の投入、その徹底した拡販展開が、
功を奏したと言えそうです。
景況が厳しいなか、「安い!」だけでは勝てない時代ということですね。
「安くて」かつ「特徴がある」製品を積極的に発売していかないと、
なかなか顧客は振り向いてくれない厳しい時代なんでしょうね。
、、、と、自社に叱咤激励しているのでした。。。
※ 各社のカッコ内は売上高通期予想前年同期比
株式会社シナプス 代表取締役 家弓正彦
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