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例の「家弓正彦の仕事塾」の次回テーマは、「仮説構築力」となりました。
【ご参考】 家弓正彦の仕事塾Vol.5「仮設構築」
2009.3.21(木)19:00〜 銀座 参加費用¥2,000 詳細はコチラ
以前から、とても関心のあるテーマだったので、
一度きちんと棚卸し、体系化をしたいと思っていたのです。
ということで、つらつらと書きつづってみたいと思います。
■仮説とは?
「見えない事実」や「将来に対する予測」について、
根拠をもって確からしいと思われる「洞察」を指す、、、てなとこでしょうか?
■どんな時に仮説は必要?
・意志決定
そもそも仮説は、何か意思決定する時に、その前提として不可欠なものです。
意思決定に際して、知っておきたい事実すべてがわかっているわけではありません。
今後の戦略や施策を検討する際、将来の経営環境を正確に予想することも困難です。
・情報収集
そもそも、知りたい情報を探す前にも、仮説は必要です。
「ま、なんにもわかんないから、まずはネットでサーチ!」なんて言ってると、
膨大な時間とエネルギーを浪費することにもなりかねませんよ。
そう考えると、すべては「仮説」ですね。
■仮説の対象は?
・見えない事実
「顧客の抱えるニーズ」「問題点の所在」「競合の実態」などなど、
現実に起きている事実情報でも、正確に把握することは困難なものです。
・将来予測
将来に起こるであろうことを予測することは不可能です。
起こりそうなことを少しでも正確に予測したいところですよね。
■根拠を示す!
そして、「根拠を持って」というのは、意外と難しいところですが、
単なる「直観」で考えるのではなく、
少しでも確からしい根拠を示したいところです。
■必ず「検証」!
そして、仮説を仮説のまま受け入れて意思決定するのではなく、
必ず、検証することが必要です。
マーケティングリサーチは、常に仮説を立て、それを検証するという
一連のアプローチだと考えるとよいでしょう。
そうすることで、仮説はさらに磨かれ、より精度の高い意思決定ができるものです。
こんな内容を「体系化」して、次回の「家弓正彦の仕事塾」を開催します。
メインのテーマは、上記に加えて、「仮説構築の手段」ですね。
その他、皆さんにはには、ぜひご意見をいただきたいところです。
また、新たな試みとしては、このブログを利用して、「家弓正彦の仕事塾の
ビフォア・フォローをさせていただこうと思います。
どんな話が聞きたいか、ご意見を伺わせていただけますか?
あるいは、皆さんの現状をお聞かせいただけますか?
(ex.)
・仮説が必要だと思うのは、どんな時?
・仮説構築の難しさはどのあたりにある?
などなど、普段の悩みでもなんでも、お聞かせいただけると幸いです。
そんな皆様の声を踏まえて、より良いセッションにしていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
株式会社シナプス 代表取締役 家弓正彦
「仮説思考を深く理解したい方はこちら」
コメント
コメント一覧
これまでも期待を裏切らなかった
家弓先生の新しいテーマ、
待ち遠しいです!!
日本に居れるといいなぁ。。。
コメント、ありがとうございます。
仮設構築に関して、何か御関心事項はありませんか?
何なりとリクエストしてください。
(全てクリアに答えられるかわかりませんけど、、、汗)
どうぞよろしくお願いいたします。
Kay
やっしです。
仮説構築で怖いのは
”知識の欠如による推論の誤り”です。
私のケースの場合システムトラブルの
シューティングもしますが、
大きなトラブルの場合は原因に
対して、発生現象から仮説をたて、
感度の高そうなものから調査します。
この場合は
システム全体を俯瞰できる知識がないと
見当違いな仮説がたてられ、実際
トラブルが長期化する場合があります。
マーケティングのケースにて
この仮説立て(市場規模想定など)
で、この場合はこの知識は押さえておこうとか
この場合はこのステップは必ず検討に
入れましょうとか説明があれば、
有益ですね。
コメント、ありがとうございます。
> 仮説構築で怖いのは
> ”知識の欠如による推論の誤り”です。
なるほど、推論の誤りのパターンなど
整理しておくと、良いかもしれませんね。
そして、その防衛のための知識ですか、、、
様々な仮説の種類によって異なりそうな気がするので、
ちょっとハードルが高いですが、考えてみます。
他にも、ご意見があれば、どしどしお寄せ下さい。
どうぞよろしくお願いいたします。
Kay
仮説の根拠となるお便利
統計集とかあっても、おもしろいかもです。
財務省の貿易統計とか
総務省の国勢調査とか。
特に、タクシーや終電などで駆けつけている間に入ってくる少しずつの情報から、どこにどんな障害が発生しているのか、などの仮説を立てています。
経営者視点で考えた場合、仮説をベースに意思決定をすることが多いと思いますが、その仮説が間違っていたということにいかに早く気付けるか、そのTipsみたいなことを知りたいです。
早く気付き、早く方向転換あるいは中止ができれば痛みも少なくて済むと思います。
まさにいま家弓さんの仕事塾を聞きたいです!
来週中に今度のクライアントに対して前準備として仮説を立てようとしています。
ところが仮説を立てようにも情報が少なくて困っています。
まさに今、仮説を立てることと平行してこの文章を書いています。
そこでお聞きしたいのは、情報が少なく、まだ定まらないうちから仮説を立てて
いくプロセスや考え方、参考になる情報の収集の方法についてお聞きしたいです。
仮説を立てるにあたり、どこから情報を収集しようかと考えたところ、基本に戻っ
てPESTから、次に可能な限り3Cを収集し始めています。
そころが、突っ込んだ情報がない中で仮説を立てることの難しさを感じておりま
す。
一般的な仮説しか立たない中でどうやって本質の課題に切り込んでいくか
ここに悩んでいます。
もちろん、次のステップであるヒアリングをするための仮説プロセスであること
は十分わかっているのですが、それでも的外れにならないように効率よくその後
の情報収集をするにどのような仮説を立てるべきか。
まとめると不確かな情報しかない中で、顧客から課題を引き出し、真因を突き止
めていくプロセス、ならびに具体的に進めるための考え方、参考情報の収集手段
などです
望みすぎでしょうか・・・(^^)
文字制限があるので次の投稿で家弓さんのご質問にお答えします。
その他、家弓さんのご質問にお答えします。
・仮説が必要だと思うのは、どんな時?
まさに今!!でも、いつでもどこでも必要だと思います
・お客様から電話があったとき 「何の件だろう? あの件だよなあ」
・お客様に提案するとき 「これが合うはず!」
・お客様にヒアリングするとき 「ここに課題があるはず」
・人と話しているとき 「この人は本当は何を伝えたいのだろう?」
・問題が発生したとき 「真因はどこ?」
・生産性を上げたいとき 「どの部分を改善すべきか」
など、など いつでもどこでもです!
・仮説構築の難しさはどのあたりにある?
・自分だけで集中しているとひとつの問題に固執して堀さげ過ぎる
・かといって視点を変えてくれる人がいない
・そのため、本やネットに視点展開を求めるがその検索に時間が掛かる
・他の事例や似たような課題解決から調べるが時間がかかる
・どの程度時間をかけるべきなのか不明
・どの程度深堀すべきなのか不明 なぜなぜ5回のような階層はあるのか
その他
・考えるべきフレームワークはありますか?
・業種や部署、仕事内容などにより課題が変わります。それぞれのフレームワー
クはどのように作るべきか?
・仮説を複数できるだけ多く立てるが、真因と思われる重要度はどのように検
証していくのか?
なにかが参考になれば幸いです。
かなり長文になり失礼しました。それだけかわいい生徒が悩んでいると思って許
してください。
p.s.前回のファシリテーションの技術。早速課会で試して見ました。
結論から言うと、とても役にたちました。
でも、邪魔だけを生きがいにするおじさんを除去するのに苦労しました。
家弓さんのように簡単にうまくはいきませんでした。
詳しくは後日ご報告します。
再び、ありがとうございます。
なるほど、、、
つまり、仮説検証のための情報源ですね。
もちろん、それは仮説構築のための材料ともなるはずです。
しかし、ここでは検証という題材としてとらえたいと思います。
また、何か気付いたら教えて下さいね。
まだまだ、当日まで時間はありますし、、、
Kay
やはり、障害や問題発生の原因追及のための仮説ということですね。
結果としての「問題」とその「原因」の関係を明確にすることは、
重要なポイントでしょうね。
また、「意思決定後の仮説修正」に関する問題意識。
これもとても面白い視点であり、かつ重要な課題です。
意思決定は、常にPDCAのサイクルを回すように、
スパイラルさせることが不可欠ですよね。
いわば、仮説→検証→意思決定→実行→振り返り→修正
というサイクルのイメージですかね。
とても参考になります。
是非、コンテンツに加えたいと思います。
ありがとうございました。
Kay
コメント、重く受け止めました、、、、(笑)
まず、「情報不足のなかでの仮設構築」ですね。
ヘヴィーなテーマですが、現実のビジネスではよく起こることですよね。
なかなか、「コレ!」という正解やフレームワークはないと思いますが、
少しでも確率を高めるためのTipsはあるように思います。
次回、仕事塾で、、、と言いたいところですが、
ここは、「まさに今!」だそうなので、思いつくままに綴ってみます。
整理はできていないので、その点はご容赦ください。
そもそも情報不足ですから、正確な仮説は構築しようもありません。
しかし、演繹的アプローチを考えるなら、類似事例などのナレッジを
ひたすら蓄積することが最も本質的解決策でしょう。
しかし、これは即効性に欠けます。
力技でなんとか確からしい仮説をひねり出したいなら、
ロジカルに可能性を探索していくことだと思います。
ロジックツリーなどを用いて、オプションをMECEに抽出してみる。
さらに、それらに(数少ない)情報を加味して評価し、
可能性のプライオリティをつけていく、、、
必ずしもその仮説が正しくなくても、聞き手にとっては
課題感の整理に役立つと喜んでくれるはず、、、
あるいは、建設的な議論の材料になるでしょう。
このあたりは、セッションまでに、もう少し具体的な解決策を考えてみます。
どうもありがとうございます。
引き続き、次のトピックにもコメントしますね。
Kay
引き続きコメントしますね。
> ・お客様に提案するとき 「これが合うはず!」
> ・お客様にヒアリングするとき 「ここに課題があるはず」
> ・問題が発生したとき 「真因はどこ?」
たかはしさんに挙げていただいた「必要なシーン」のうち、
セッションでは、このあたりを掘り下げて考えてみたいと思います。
これらは大分類のうち、「見えない事実」ですね。
もうひとつの「将来の洞察」なども結構多いと思いますよ。
> ・仮説構築の難しさはどのあたりにある?
ここでは、「掘り下げ」のレベル感ですね。
これは、その目的や仮説の確からしさによってかなり異なるでしょうね。
しかし、ケースバイケースです、、、って言ってしまうと
セッションにならない、、、うーむ、スピーカーの苦しいところです。
> ・他の事例や似たような課題解決から調べるが時間がかかる
これは、自己のナレッジを高めるしかないと思うのですが、
その時間効率をできるだけ高めるコツが必要ですね。
キーワードは、「概念化」でしょう。。。今日は、ここまで、、、(^^)
> ・考えるべきフレームワークはありますか?
フレームワークというより、思考法や視点の置き方で、
万能薬はないと思いますが、よく使われるパターンはあると思うのです。
そのあたり、一度整理してみますね。
> 結論から言うと、とても役にたちました。
ありがとうございます。
そう言っていただけると、スピーカー冥利につきます。
> でも、邪魔だけを生きがいにするおじさんを除去するのに苦労しました。
ま、そこらへんはファシリ技術だけでなく、コミュニケーション力や
交渉力、ネゴシエーション力など、多面的なスキルが必要となりそうです。(^^;
Kay
これだけでも十分参考に、いや指標になります。
>ロジックツリーなどを用いて、オプションをMECEに抽出してみる。
>さらに、それらに(数少ない)情報を加味して評価し、
>可能性のプライオリティをつけていく、、、
>必ずしもその仮説が正しくなくても、聞き手にとっては
>課題感の整理に役立つと喜んでくれるはず、、、
>あるいは、建設的な議論の材料になるでしょう。
まさにその通りですね。今マインドマップでロジックツリーを書いているところです。その後プライオリティをつけるべきか??? と迷っていたところへの回答。絶妙なタイミングで感謝、感謝です。
次回、仕事塾を楽しみにしています。
恐らく、今悩んでいることは実践して整理して参加するのでより突っ込んだ質問をするかもしれません。
何卒よろしくお願いします。
> 恐らく、今悩んでいることは実践して整理して参加するのでより突っ込んだ質問をするかもしれません。
か、覚悟、しておきます、、、汗、大汗、冷汗
Kay
夏のマーケメソッドでお世話になった ささきです。
「どんな話が聞きたいか」ということで
私としては、ロジックツリーやフレームワークを作り
こまない位の日常的な出来事において、常に仮説を立てる人
とそうでない人が、頭の柔軟性やセンス、経験の差という
言葉で片付けられてしまっている気がするので、日常での
小さな仮説思考のコツなど持ち帰る事が出来ればと思ってます。
貴重なご意見、どうもありがとうございます。
「ロジックツリーやフレームワークを作りこまない位の、、、」ですね。(笑)
本当は、しっかりロジカルにアプローチしてほしいところですが、
もちろん、そんなに気張らなくても「良い仮説」を立てる方って
いらっしゃいますよね。
そんな方は、普段の「アンテナの立て方」や「頭の中の整理の仕方」が
とても上手いのではないかと思います。
そんな日常の思考について、考えてみます。
ありがとうございました。
Kay
その中で仮説力は重要な要素だと思っています。しかし、仮説を作るにもやはりある程度情報収集の必要があります。私が困っているのは、特に対面による、ヒアリング/インタビューの情報収集能力です。
さらにいえば、経験の浅い若手でも実践できる方法・能力を上げる方法があれば教えてください(ハードルあげました?(^_^))
#いい情報持ち帰ってきてさえくれれば、社内で仮説構築の手伝いはいくらでもできるんですよね。。
コメント、ありがとうございます。
この不況期だからこそ、「ソリューション営業力」は大切ですよね。
特に、BtoBビジネスでは不可欠な課題でしょう。
弊社も、そんなコンサルテーマを扱っています。
一度、話を聞いてみませんか?(^^)
さて、本論、、、
仮説を立てるための「情報収集スキル」ですね。
これも、実は弊社の研修コンテンツに「インタビュースキル」というものがあります。
(なんだか、PRばかりですみません、、、)
仮説を立てるには、最小限の情報が必要ですよね。
しかし、インタビューやネット、文献などから広く情報を集めるのは大変な作業です。
それを効率的に行うには仮説が必要です。
そして、仮説を立てるには情報が必要、、、、永遠に続いちゃいますね。(^^)
結局は、日頃のビジネス活動のなかで、有用な情報を的確にキャッチしておくことでしょう。
そして、それをきちんと体系化し、組織で共有し、ナレッジにクリスタライズする、
組織として、そんな仕組みが必要だと思うのです。
「情報収集、体系化術」
こんなテーマで、別途仕事塾のテーマにしたいと思っています。
もちろん、インタビュー術も含めます。
ご期待下さい。
Kay
私なりにいろいろ考えたのですが、ある対象に対して「仮説」を立てるには結構事前に関係する「インプット」と「考えるための道具(フレームワークなど)」が必要条件になりそうな感じを受けております。対象とアウトプットの要求レベルにもよるのでしょうが、先生の過去の経験だとかで仮説の構築に至るまでに、このあたりが苦心したり、ボトルネックになったりしたことはありますでしょうか。
私の知人などは、マーケティング上のある課題に対して「効果測定の基準(クライテリア)を作成するための前提仮説構築」を要求されて苦心しているのですが、実は要求される仮説の振れ幅(精度)が難易度に相当影響を及ぼすのではないかと考えたりもしているのです・・・。
それと、仕事の「段取り」の準備段階として「いかに段取るか」も仮説構築の一つのように思える(=仮説の合理性、精度があとの段取りの報われ加減に影響する)のですが、どうでしょうか?こちらも御体験踏まえてご指摘くださるとありがたく存じます。
以上、よろしくお願い申し上げます。
追伸:
ファシリテーションについては、徐々に投入を開始しており、実戦での成果も少しずつ出てきております。当面の山場はもう少し先なんですが。
コメントありがとうございます。
大丈夫ですよ〜、まだ時間がありますから、、、
と、思っていると、あっという間に前日になっているんですが、、、
「事前のインプット」と「フレームワーク」ですね。
これは良い視点をいただきました。(使おうかな、、、笑)
概ね「インプット」が弱いことが多いですよ。
特に、コンサルの営業プロセスなどでは、未知の業界なども対象になりますから、、、
で、どうするか?、、、
そんなお話を聞きたいのでしょうね。
でも、こればっかりはオーソドックスに情報収集するしかないと思います。
以前も、ちょっと触れましたが、
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甘い仮説 → 広めの情報収集 → 仮設の絞り込み → 論点を絞って情報収集
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といった、仮説検証をスパイラルアップしていくイメージですね。
このあたりの苦労話になりそうですなぁ、、、汗
Kay
大分前に書き込みしたつもりが、登録できていなかったようです…。
既に今週には講座が開かれるので、その際にお伺いしようと思っていますが、普段「仮説構築」をする上での悩みや難しい点は以下の部分です。
■仮説構築をする上でのイマジネーション力?
目に見えているFactではなく、その裏に何が隠れているかを考える事が仮説構築そのものであったり、仮説構築する上で重要なポイントだと考えています。
が、どうしてもここができない人、要は「目に見えた事だけに囚われてしまう人」が多く、Fact整理して、ちょっとだけ解釈いれて「仮説ができた」と満足している人が結構いるような印象があります。
この「見えない部分」を見えるようなる/考えられるようになる、というのは、どうすれば培えるのでしょうか。
ここをイメージできる力が圧倒的に欠けている人には、どうしたら仮説構築ができるようになるのでしょう?
※ちなみに情報や知識の有無というレベルだけではないケースで
■どこまで深堀るか
仮説構築するからには、次にその仮説に基づくアクションが続くわけですが、どこで足るを知るか、が難しい印象があります。
仮説の精度をあげるのに一生懸命になりすぎると「机上の空論だ」と言われるし、荒い仮説でアクションを起こしてしまうと「行き当たりばったりだ」と言われるし。
マネジメントの方針やリスクテイクの度合いにもよるのでしょうが…。
個人的には、最終的に「そこで働く人の顔や、働いている姿までイメージできるレベル」までくれば、それなりに深堀りきった感がありますが…それが何なのか、正直、自分でも未だによくわかりません。。。
"いもこ"さんの意見に同意します。
昨今事業性の検証は厳しくなりつつあるので、仮説構築段階から研究者はかなり苦しみ始めました。この段階は間口を広く取りたいので、なんとか共通のフレームワークを与えて、彼らの創造性や、意思をサポートしたいといつも思っています。
欲しいのは手がかり、なんですね。
情報の収集開始の範囲の見方や、収集し始めてからのデータのロジカルな整理法などの道具をそろえてあげたいと思います。
ある程度進めば、いわゆる技術戦略マップや、事業戦略策定ツールが利用できるのですが、最初の仮説構築の仕方は、誰も教えてくれません。
成功事例から、何か共通の着眼点が見えればと思っています。
セミナー楽しみにしております。
広く情報収集するためには、ではどこまで広く情報収集するかの仮説が必要です。しかも情報収集にも時間がかかるし、普段から情報収集しておくにしてもどの情報を収集しておくのかの仮説が必要です。
これをカバーするためには、たくさんの切り口を提示できるようにすることが早道ではないかと考えます。
つまり、異人種を入れての仮説議論をする。
たとえば、この商品はどうすれば売れるかという場合に、ターゲットは誰か、ターゲット市場でのポジショニングは? などと議論している時に、じゃあ、ターゲットでない人はなぜ買わないのか? などと別角度から突っ込んでくる異なる価値観や思考方法をする異人種を入れておくのが、私のやり方です。
とても楽しみです。
「広い情報収集」に関しては賛否両論あるようですが…
個人的には、情報量と仮説構築には相関があると思いますが、ある時点を過ぎると「情報量が多い=仮設の精度があがる」という事がなくなるとの認識です。
結局のとこ、一定量の情報収集は必要にせよ、仮説構築には「限られた情報から如何に裏を読むか、考えるか」だと思っています。
この「裏」を考える際、精度を上げる為に色々な視点を増やす(異人種の方等から意見を頂く)んだと思うんですよね。
要は「パズル」なんです、イメージは。
各パーツがわかってて、全体像をイメージする、もしくは
全体像(あるべき姿)が判っててそれをパーツにブレークダウンする、という2通りがある感じ?
で、それぞれの「パーツ」について事前にデータを集め、更に、それに詳しい人から話を聞く、と。
ただ、結局のとこ
『パーツをくっつけた時の全体像』
『全体像をパーツにブレークダウン』
これを「どうイメージするか」「どうイメージさせるか」というのが難しいです。
これを何かしらのフレームワークでできるようになるとも思えないし…
とは言え「実践をつむべし!」というのも納得感はあるけどいまいち…。
という事で、家弓さん、期待してます♥
明日は、仕事塾に参加させて頂きます。
宜しくお願いいたします。
仮説に関して困ることは、情報が不足していて、仮説を構築するために、さらに仮説を立てなければならない場合です。実際の業務でも
そういった場合がたまにあります。この場合、
当然仮説の精度が低下し、修正を余儀なくされる場合が多いです。情報を入手・整理してから
にすれば良いのでしょうが、どうしても時間が無く仮説に走らざる得ない場合があります。
こういった仮説を重ねるというプロセスは
避けた方が良いのでしょうか。あるいは、この様な場合をうまく乗り切る手法があるのでしょうか。
コメントいただいた皆様、、、
本当にありがとうございます。
いよいよ「仕事塾」は、本日開催です。
まだ、最後の最後まで、テキスト作りに励んでいます。
皆さんのVoiceをちょっとでも反映したいと思います。
でも、、、時間の制約もあるので、
なかなかすべてというわけにはいきませんが、、、
それでは、また後ほどお会いできることを楽しみにしています。
懇親会も行いますので、是非ご参加いただけると嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
Kay