「77.7%」

この数字が何を意味しているか、わかりますか?




これは、あるビジネスパーソン向けアンケートで「プレゼンは苦手だ」と答えた人の割合です。

このデータが示すように多くの方はプレゼンテーションに対して強い苦手意識を持っています。
しかし、一方でビジネスの現場ではプレゼンの機会は劇的に増え、
その重要性はますます高まっているのも現実です。

先日、私のもとに相談に来られたクライアントはこんなことをおっしゃっていました。
「今や提案内容だけでは競争に勝てない。プレゼンによる伝えるチカラ、そして、プレゼンを通じてプレゼンターの人物を評価されている」


まさに、商品やサービス、技術力だけでは競争に勝てない時代となっています。
単にモノやサービスを提供すればよいという時代は終わり、
顧客が抱える課題解決を能動的に提案し、
ソリューションを提供するチカラが求められているわけです。

ゆえに、多くのビジネスパーソンがプレゼンスキルを高め、
仕事の成果を上げたいと思っているのではないでしょうか?

また、昨今の傾向としては、経営トップの方から
「プレゼンテーション力を鍛えたい」
という言葉をいただくようになってきました。
まさにプレゼンテーションスキルの強化が経営上の重要な課題となっているということでしょう。

私は25年間、経営コンサルタントの仕事に携わっています。
私たちの仕事は、クライアントに経営提言をすることで、
その成果は企業経営に変革をもたらすことです。
その際、様々な経営提言をプレゼンし、
その結果クライアントに動いていただかねばなりません。

どんなに素晴らしい提言内容であろうと、それをクライアントが受け止め、共感し、
「よしやってみよう」という気持ちになっていただかねば、私たちの存在価値はゼロです。
つまり、プレゼンテーションによってコンサルタントの価値が
決まってしまうと言っても過言ではありません。
同様に、全てのビジネスも社内やお客様を動かして初めて仕事の成果につながるものでしょう。

プレゼンはそのための強力な武器です。

ということで、今日から「プレゼンテーションの基本」について考えていきたいと思います。
連載していきますので、よろしければご一緒にお付き合いくださいませ。。。




株式会社シナプス 代表取締役 家弓正彦




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