シナプスでは、新規事業開発のお手伝いをすることが多い。
一般のビジネスパーソンにとって新規事業開発に携わる機会は少ない。
そこで、そのプロセスがよくわからないという声が挙がり、
コンサルタントの出番となるようだ。

しかし、重要なのは「リーダーの燃えたぎるような情熱」にあることは言うまでもない。
現場は理屈だけでは解決しないドロドロした世界だ。
そんな障害を乗り越え、高いモチベーションを維持し続けるためには、
リーダーのパッションがその原動力の全てといっても過言ではない。

新規事業は、まさに「ロジックとパッションの狭間から」生まれるのである。

来る2014年4月16日(水)の家弓正彦の仕事塾では、
「新規事業の起こし方」をテーマに開催することとなった。
今回は、次世代型アフタースクール『キッズベースキャンプ』を創業し成功された
株式会社ネクストマーケット 代表取締役である鈴木規文氏招く。

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 2014.4.16(水)開催、銀座にて、19〜21時、参加費4000円、奮ってご参加ください。
 詳細は、コチラ → http://www.cyber-synapse.com/mkay/140416/?mkay

今回の家弓正彦の仕事塾では、そんな現実の新規事業立上げの苦労話を披露してくれると思う。


一方、新規事業開発において、ロジックは二の次というわけではない。
私は
「パッション」は新規事業の必要要件
「ロジック」はその成功確率を上げるもの

と考えている。

ということで、ここでは、そのロジックパートをプロセスとしてまとめておきたい。
参考としていただければ幸いである。

(1)経営トップの意思レビュー
 ・自社の事業ドメインは何か?
 ・新規事業開発の目的は何か?
 ・期待する事業規模や収益性は?

(2)将来環境洞察
 ・マクロ環境分析(PEST分析など)
 ・既存事業周辺領域の洞察
 ・既存リソースの新市場展開機会発見

(3)事業アイディア抽出
 ・ブレストなどを通じて100案

(4)一次スクリーニング(50案)
 ・アイディア統合、ブラッシュアップ
 ・実現可能性などによる足きり

(5)二次スクリーニング(20案)
 ・市場魅力度評価(市場規模、成長性、競争環境)
 ・適社度評価(リソース評価、優位性、シナジー)

(6)ターゲット設定、顧客の現状・ニーズ分析

(7)競合分析、競争戦略構築
 ・顧客のソリューションオプション
 ・各競合の特性分析
 ・競争戦略の構築

(8)三次スクリーニング(5案)
 ・Pros-Cons分析
 ・解決課題、リスク分析

(9)ビジネスモデル設計
 ・バリューチェーン設計
 ・社内リソース棚卸
 ・社外リソース探索、アライアンス設計

(10)事業計画化
 ・収支計画、投資計画、組織体制、キャッシュフロー計画


株式会社シナプス 代表取締役 家弓正彦



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