サントリーが「ボスジャン・リターンズ」やってますね。
発売15周年感謝ということで、
「初代革ボスジャン(94年)」
「過去最多応募歴代No.1ボスジャン(96年)」
「現在人気No.1ボスジャン(01年)」
の3シリーズがプレゼントされるそうで、、、

ボスは92年に発売されましたが、94年のボスジャンプレゼントのSPが
大ヒットして一躍注目を浴びましたね。
懸賞キャンペーンの世界では200万通応募があれば大成功と
言われる中で、なんと920万通の応募があったそうです。

一方では、業界トップのコカコーラが投入してきたのがジョージア。
ボスジャンに対抗したのが「やすらぎパーカー」プレゼントでした。
こいつがなんと常識破りの3400万通の応募を記録!
度肝を抜かれましたね。

しかし、ここで悩むのがマーケターですね。
これだけのヒットを飛ばすと「次に何やるか?」で悩みます。
で、翌年実施したのが「がんばってコート」!
同じ路線で、全くヒネリがありませんでしたね。笑
しかし、これがまた4400万通の応募と
史上最大の金字塔を打ち立ててしまったのでした。

しかし、個人的には効果面で疑問があるのです。
確かに、このキャンペーン期間は売上が歴然と上がるそうです。
でも、期間終了とともに元に戻る。
競合がキャンペーンやると自社の売りは落ちる。
飲料市場はパイの奪い合いですからね。
それも缶コーヒーなどはロイヤリティを醸成しにくいのでしょう。

SPは難しいものです。
顧客のハートを鷲掴みにするものは何か?
いかに話題を振りまくか、、、
マーケターのセンスが問われるところです。

Kay