シナプスではマーケティングカレッジを主催しています。
その想いは、
多くのビジネスパーソンにマーケティングスキルを習得してもらうこと。
そのプログラムのなかには、実践的スキルを高めていただく
様々な工夫をしているつもりです。
そんなノウハウを整理する意味も含めて、
先般の家弓正彦の仕事塾では、
「部下育成、自己成長のための学習理論」
というテーマで開催させていただきました。
そこで、とても共感したのが「学習の基本原則」です。
シナプスのカリキュラムもこれらの原則を徹底活用しています。
やはり知識はパワーの源泉です。
できるだけ豊富な知識を習得しておきたいものです。
しかし、そのインプットにおいては、
必ずアウトプットすることを意識すること。
インプットの後に、必ずアウトプットすること。
これが「積極的アウトプット」です。
小学生の学習でも、必ず「ドリル」や「練習問題」に取り組みます。
社会人の学習も全く同じです。
最近の研修プログラムは「座学」+「演習」の構成となっています。
習得した知識は「演習」を通じて「使ってみる」ことが大切なんですね。
様々な本を読むことは知識習得に有効です。
ただ、その後にアウトプットをしていますか?
一度、自分なりに「読後感想を書いてみる」とか
簡単なサマリーを「レポーティングしてみる」などに取り組むと
有効な学習効果が得られると思いますよ。
こういった積極的アウトプットにブログは最適ですよ!
「なるべく早くフィードバックを受ける」ことが重要です。
そのフィードバックは、正誤だけでも良いので、
なるべく早いタイミングであることが重要なんです。
フィードバックが必要なのは、
このアウトプットに至ったプロセスを振り返り、
「この考え方で良かったんだ」
「ここが間違っていたんだ」
といった学習効果が得られるからなんです。
ということは、 フィードバックのタイミングは、
思考プロセスの記憶が鮮明な「回答を出した直後」が
最も有効ということになります。
通信教育などで何週間も経った後にフィードバックを貰っても、
ピンとこないのはこういう理由があるからでしょうね。
計算力を鍛えるための学習法です。
例えば、下記のような「ます」に足し算結果を記入していきます。
とにかく「ます」を埋め続けます。
繰り返し「百ます計算」に取り組むことで、
基礎学力としての計算力が鍛えられるわけです。
原則1と2で示したアウトプット〜フィードバックのプロセスを
繰り返し訓練することで、スキルは高まっていきます。
私は、常々「頭脳にも筋トレが必要だ」と思っています。
トレーニングを繰り返すことで、頭脳の回路は鍛えられ、
モノゴトを考えるチカラは強化されるわけですね。
何か学習をしようと思ったら、
まず最初に入門書を読み、その次に少し専門的に書かれている本にすすみ、
最後に専門書にチャレンジする。
そんな段階的なアプローチをイメージしてもらうと良いでしょう。
部下指導を考えるなら、いきなりゴールを目指すのではなく、
最終的に兼ね備えたいスキルを分解して、
ひとつずつ段階を踏んで習得させると効果的です。
例えば、見習いのコンサルタントを独り立ちさせるには、
(1)基礎理論の知識獲得
(2)分析スキルの習得
(3)戦略構築力の習得
(4)プロジェクトマネジメントスキルの習得
といったプロセスを一段階ずつステップアップしていくと良いでしょう。
この4原則は、部下育成にも自己啓発にも有効だと思います。
自分でアウトプットを課すのはツライものですが、
学習効果を考えれば、是非チャレンジしてほしいところです。
私も「家弓正彦の仕事塾」は、毎回学習の連続です。
そして、セミナー当時にはアウトプットしなければならないという
プレッシャーを受けながらチャレンジしています。
一人で自己啓発に取り組んでいる場合、
適切なフィードバックを受けるのは難しいですね。
できれば、勉強会などで共に学ぶ仲間を作って、
相互フィードバックなどを行うとよいのではないかと思います。
また、反復トレーニングやスモールステップのことを考えると、
ひとつの学習テーマについては、ある程度の期間継続的に取り組みたいですね。
私の仕事塾の場合は、ひと月半で一つのテーマに取り組んでいますが、
できれば少なくとも半年は一つのテーマにしっかり取り組んでほしいところです。
皆さんも、何か学習テーマを決めて、
スキルアップにチャレンジしてみませんか?
株式会社シナプス 代表取締役 家弓正彦
Follow me ! → http://twitter.com/Kayumi
その想いは、
多くのビジネスパーソンにマーケティングスキルを習得してもらうこと。
そのプログラムのなかには、実践的スキルを高めていただく
様々な工夫をしているつもりです。
そんなノウハウを整理する意味も含めて、
先般の家弓正彦の仕事塾では、
「部下育成、自己成長のための学習理論」
というテーマで開催させていただきました。
そこで、とても共感したのが「学習の基本原則」です。
シナプスのカリキュラムもこれらの原則を徹底活用しています。
【原則1】積極的アウトプット
学習において知識のインプットは必要ですよね。やはり知識はパワーの源泉です。
できるだけ豊富な知識を習得しておきたいものです。
しかし、そのインプットにおいては、
必ずアウトプットすることを意識すること。
インプットの後に、必ずアウトプットすること。
これが「積極的アウトプット」です。
小学生の学習でも、必ず「ドリル」や「練習問題」に取り組みます。
社会人の学習も全く同じです。
最近の研修プログラムは「座学」+「演習」の構成となっています。
習得した知識は「演習」を通じて「使ってみる」ことが大切なんですね。
様々な本を読むことは知識習得に有効です。
ただ、その後にアウトプットをしていますか?
一度、自分なりに「読後感想を書いてみる」とか
簡単なサマリーを「レポーティングしてみる」などに取り組むと
有効な学習効果が得られると思いますよ。
こういった積極的アウトプットにブログは最適ですよ!
【原則2】即時フィードバック
アウトプットしたら、その結果に対して、「なるべく早くフィードバックを受ける」ことが重要です。
そのフィードバックは、正誤だけでも良いので、
なるべく早いタイミングであることが重要なんです。
フィードバックが必要なのは、
このアウトプットに至ったプロセスを振り返り、
「この考え方で良かったんだ」
「ここが間違っていたんだ」
といった学習効果が得られるからなんです。
ということは、 フィードバックのタイミングは、
思考プロセスの記憶が鮮明な「回答を出した直後」が
最も有効ということになります。
通信教育などで何週間も経った後にフィードバックを貰っても、
ピンとこないのはこういう理由があるからでしょうね。
【原則3】反復トレーニング
皆さんは「百ます計算」をご存知ですか?計算力を鍛えるための学習法です。
例えば、下記のような「ます」に足し算結果を記入していきます。
とにかく「ます」を埋め続けます。
繰り返し「百ます計算」に取り組むことで、
基礎学力としての計算力が鍛えられるわけです。
原則1と2で示したアウトプット〜フィードバックのプロセスを
繰り返し訓練することで、スキルは高まっていきます。
私は、常々「頭脳にも筋トレが必要だ」と思っています。
トレーニングを繰り返すことで、頭脳の回路は鍛えられ、
モノゴトを考えるチカラは強化されるわけですね。
【原則4】スモールステップ
その上で、少しずつ難易度を高めていきます。何か学習をしようと思ったら、
まず最初に入門書を読み、その次に少し専門的に書かれている本にすすみ、
最後に専門書にチャレンジする。
そんな段階的なアプローチをイメージしてもらうと良いでしょう。
部下指導を考えるなら、いきなりゴールを目指すのではなく、
最終的に兼ね備えたいスキルを分解して、
ひとつずつ段階を踏んで習得させると効果的です。
例えば、見習いのコンサルタントを独り立ちさせるには、
(1)基礎理論の知識獲得
(2)分析スキルの習得
(3)戦略構築力の習得
(4)プロジェクトマネジメントスキルの習得
といったプロセスを一段階ずつステップアップしていくと良いでしょう。
総括
今回は、効率的な学習のために「4つの学習原則」をご説明しました。この4原則は、部下育成にも自己啓発にも有効だと思います。
自分でアウトプットを課すのはツライものですが、
学習効果を考えれば、是非チャレンジしてほしいところです。
私も「家弓正彦の仕事塾」は、毎回学習の連続です。
そして、セミナー当時にはアウトプットしなければならないという
プレッシャーを受けながらチャレンジしています。
一人で自己啓発に取り組んでいる場合、
適切なフィードバックを受けるのは難しいですね。
できれば、勉強会などで共に学ぶ仲間を作って、
相互フィードバックなどを行うとよいのではないかと思います。
また、反復トレーニングやスモールステップのことを考えると、
ひとつの学習テーマについては、ある程度の期間継続的に取り組みたいですね。
私の仕事塾の場合は、ひと月半で一つのテーマに取り組んでいますが、
できれば少なくとも半年は一つのテーマにしっかり取り組んでほしいところです。
皆さんも、何か学習テーマを決めて、
スキルアップにチャレンジしてみませんか?
株式会社シナプス 代表取締役 家弓正彦
Follow me ! → http://twitter.com/Kayumi
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