Twitterの最大の特性は、ReTweetによる情報の拡散にありますよね?
それがクチコミとなってプロモーション効果を期待できるはず、、、
企業アカウントの場合、誰もがそんな期待を抱いていることでしょう。

現実に顧客が何らかの消費行動を起こす際、
ネット上のクチコミ効果は大きいことがわかっています。
リアルの知人ではなくても、ネット上の顧客の声は重要なんですよね?

<情報ソース別の信頼度>
クチコミ影響度


しかし、現実にReTweetを引き起こそうとしても思い通りにはいかない。。。
多くの方がそんな経験をもっているのではないでしょうか?

ということで、RTを呼ぶTweetを遊び心を持って体系化してみます。

【タイプ1】お願いモード

これは企業アカウントとして本当にやって良いのか?
ちょっと疑問に感じる方もいるかもしれませんが、
とにかく「お願いする」ことです。笑

DanZarrella.comによると「Please」を入れるだけで効果テキメン!

Please
ま、とにかくやってみることですね。

【タイプ2】経済的インセンティブ

これは最近良くみられるTwitterキャンペーンのパターンですね。
この取り組みとしては、2010年5月に実施された銀座文明堂(@GINZABUNMEIDO)の
「3時のおやつキャンペーン」が有名ですね。

文明堂


参加条件は、
(1)銀座文明堂アカウント(@GINZABUNMEIDO)をフォローする
(2)キャンペーン情報をRTする
これで終わり。

あとは店舗に行けば先着300人にカステラがプレゼントされると言うもの。
結構、Twitter上では話題になりました。

【タイプ3】合理的情報ニーズに応える

情報の受け手として有益だと感じられる情報はRTされやすいです。
これも前述のDanZarrella.comによると、URLのリンク付きつぶやきが
RTされる確立が高いとしています。

RTリンク


Twitterの140文字という制約の中で有益情報をまとめるのは、
ちょっと難しいのかもしれません。
そこで詳細情報を掲載しているサイトのURLを付けて、
つぶやくのが有効なんでしょうね。

私のつぶやきも80%以上がURL付きつぶやきでした。(Twilogで分析できます)
  これは、iPhoneを使ってこんなつぶやき方をしているからです。
気になる方はコチラ参照 → 「気になる記事のTwitter情報発信術」

【タイプ4】情緒的情報ニーズに応える

これまで私が見た企業アカウントのつぶやきのなかで、
最も「ハラを抱えて笑い」、「共感を取り付けた」つぶやきは、
ヤマダ電機さん(@yamada_official)のこのつぶやきです。

ヤマダ電機

このつぶやきパターンが一番ハードルが高いかもしれません。
発信者のセンスが問われます。

まとめ

ま、つぶやきの定石なんてありませんよね。
あくまで、本人のパーソナリティが大切だと思うのです。
しかし、上記の「つぶやきタイプ」を参考に、
最も自分らしくて、適したつぶやきのスタイルを考えていただくのに、
ちょっとでも参考になれば幸いです。(なるかな?汗)


【参照】Twitterでバイラル化を目指す際に重要な5ステップ



株式会社シナプス 代表取締役 家弓正彦
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