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出版プロデューサーの方のお話しを聴く機会がありました。
その話の中でタイトルの重要性とそのちょっとしたコツを
ブログタイトルにも適用できそうだなと感じたので、まとめてみます。
題して「売れるブログタイトルの付け方 〜4つの手法」です。
(1)対象読者層のキーワードを盛り込む
マーケティングの基本としては、ターゲットを明確にすること。
当然、出版もブログも同じだと思うのです。
読者に「これは私のための本(ブログ)だな!」と思わせれば成功。
2005〜07年に「14歳本ブーム」があったのを覚えていますか?
14歳ではなくとも、子供を持つ親としては、気になるタイトルですよね。
タイトルに「14歳」を冠した書籍が今日まで約170冊(除、写真集)が
出版されているそうです。
「14歳からの哲学/池田晶子」「14歳からの仕事道/玄田有史」
「14歳の心理学/香山リカ」「14歳からの政治/長谷部尚子」
「14歳の君へ/池田晶子」「14歳/千原ジュニア」「14歳の本棚/北上次郎」
14歳ではありませんが、「13歳のハローワーク/村上龍」は有名ですね。
他にも、森永卓郎氏の著書も世相を反映し、多くのヒトにとって
自分ごとと捉えられたようです。
「年収300万円時代を生き抜く経済学」
「年収300万円で子どもを大学に入れる方法」
「年収崩壊」
年収が下がった、あるいは下がるんじゃないかという多くの読者にとって
まさに300万円ではなくても、自分の心の中の不安を見事にタイトルにしています。
(2)キャッチーな事実情報、実体験
やはり事実をもとにした書籍には説得力があるものです。
「東大合格性のノートはかならず美しい/太田あや」(23万部)
内容はノートのとり方をテーマにしていますが、
著者は元ベネッセの編集者で、受験生に詳しいという専門性を持っています。
そして、その専門性に加えて、知人友人のツテを使って、
徹底的に東大合格生のノートをかき集めたという、、、
いや、ヒット本を書くのも大変ですよね〜
しかし、この事実情報に基づいた本にはとても魅力を感じますよね。
「いつまでもデブと思うなよ/岡田斗司夫」(47万部)
著者の50Kgダイエットした実話。
ダイエットと言う常にニーズのあるテーマを実体験で語るところにパワーがあります。
ダイエットに成功したタレントも必ず書籍にしていますよね。
(3)即効性を感じさせるHowTo
すぐに行動できる、解決できるというノウハウ系は惹きつけますよね。
ライフハック系ブログでは「〜の5つの方法」といったタイトルが見られます。
そんな「HowToモノ」はやはり売れるようです。
「本当に頭が良くなる一分間勉強法/石井貴士」(41万部)
「1日30分を続けなさい!/古市幸雄」(19万部)
ちょっとしたHowToで誰にでも簡単に成果が出せる期待感を感じさせます。
ま、現実にはそう簡単に頭が良くなるとは思えませんけど、、、笑
しかし、人間は「楽をして成果を出したい」欲求があるんでしょう。
これらのタイトルには特徴があります。
必ず数字を入れて表現しているんですよね。
「5つの〜」、「一分間」、「1日30分」、、、
その数字が「自分にもできる」と思わせる魔法の効果が期待できるようです。
ただ、既に次のトレンドとして「ゆっくりやろう」が出始めているそうな、、、
(4)尖った自己主張を誇張する
あたりまえのことではありますが、文章には自己主張が必要です。
それも「尖った自己主張」だと面白いですよね。
さらに「おやっ!」と思わせる誇張した表現だとさらに興味を持ちます。
「お金は銀行に預けるな/勝間和代」(20万部)
「食い逃げされてもバイトは雇うな/山田真哉」(20万部)
一瞬「えっ?」って思わせますよね。
「借りた金は返すな」なんて過激な本も出ました。(31万部)
本当は「借りた金を、借りた金で返すな」という主張のようですが、
それじゃあたりまえなので、このタイトルになったそうで。
もっとも行き過ぎた過激な主張は嫌悪感を持たれる可能性もあるので要注意。
誤解を招かない程度に留める配慮も必要なようです。
いかがでしたでしょうか?
ブログを書いている方も、たまには「タイトルから考える」のも良いかも、、、
株式会社シナプス 代表取締役 家弓正彦
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コメント
コメント一覧
社内で多数の発表を同時に行う、数日におよぶカンファレンスを主催した際も、講演の題名にものすごくこだわりました。来てもらってなんぼですので。題名とサブタイトルで、概要を読ませて、時間を割く価値があると思わせ、足を運ばせるという流れでした。
長編小説と比べたショートショートを書く作家の、毛色の違った難しさといったところでしょうか。
では、一体よいタイトルを考えるコツとは何なんでしょうね。
> タイトルから考える、というのはとてもいいと思います。
共感していただき、ありがとうございます。
実はタイトルを考えることで、自己主張のエッセンスの抽出を
促すことができるのではないかなとも思ったりします。
真剣にタイトルを考えていきたいものです。
> では、一体よいタイトルを考えるコツとは何なんでしょうね。
これは、まだまだこれから探索していきますね!
Kay